どの地域の不動産に投資すればいいのか考えよう

不動産に投資するときは物件の良し悪しを判断することも大切ですが、同様にどの地域の不動産を選ぶかということも重要です。どれだけ魅力的な物件であっても、その物件がある地域に需要がなければ買い手や借り手が見つからないのです。
地域を選ぶための基準となるもののひとつに、イベントが挙げられます。最近であれば東京オリンピックがその筆頭で、東京都内はオリンピックに向けた選手団やその家族、外国人観光客の受け入れに向けて急激にインフラ整備が進んでいます。その恩恵を受けられる周辺地域は不動産市場での人気が高まっており、たださえ高値が付くことが多い高層マンションはさらに値上がりしています。このオリンピック開幕に向けた盛り上がりを買い時と見るか売り時と見るかは投資家の判断によって異なりますが、物件だけでなく地域に投資することの意味を実感できる例だと言えます。
イベントなどの特需ではなく、日常生活を送る場所としての不動産でも地域の重要性は変わりません。今後過疎化が進むことが想定される地域よりも、人が集まり発展が期待される地域に投資を考えるべきなのは当然のことです。
また、キャピタルゲインではなくインカムゲインを重視する不動産投資を行うのであれば、小学校や中学校が多い地域を選びましょう。子どもがいる家族世帯が住まいを選ぶ際に重視するのが学習環境で、周辺に学校が多ければそれだけで人気となります。また、転校や学生の一人暮らしを望まない家庭もあるため、子どもが高校や大学を卒業して独立するまで入居し続けてくれる可能性が高いのです。小学校入学から大学卒業までの16年という長い期間やそれ以上にわたって安定したインカムゲインを得られるのです。